これは、そのときに苦労した一部始終です。
1.本人確認を要求された
支払い実行の直前に、電話による本人確認を要求されました。
(今までそんなことはなかったぞ)
本人確認手続きは、
1)ペイパル登録電話にペイパルから電話がかかってくる(英語の自動音声)。
2)パソコン画面に出ている4桁の数字を携帯電話のキーで打ち込む。
3)「確認できました」と言われて、完了。
その通りにやりました。
2.本人確認できたのに、送金されない
問題は、この確認手続きが終わったあと。
支払いが終わったのかどうなのか、何の表示も出ないで、
「別の送金をしますか」
の画面に飛びました。
(送金できたのかよ!はっきりしろ!)
送金履歴を見たら、送金した痕跡はなし。
何度やっても同じ。
最後は頭に来て、ペイパルからかかってきた本人確認の電話を切りました。
3.ますます悪化
すると次からは、
「申し訳ございませんが、ご本人様の確認ができませんでした」
と出て、にっちもさっちも行かなくなりました。
4.カスタマーセンターに電話
匙を投げて、0120-の無料電話でカスタマーセンターに電話しました。
まず自動音声で、ペイパルに登録してある電話番号を要求されました。これでアカウントを特定するようです。
メニューが色々読み上げられますが、どれも該当しないので、オペレーターを選びました。
すぐにオペレーターが出ました。若い華人女性です。まあまあの丁寧な日本語でした。
せっかく名前を名乗ってくれたのに、華人名なので聞き取れませんでした。(どうでもいいけど)
本人確認として、ペイパルのメアドとクレカ番号最後の4桁を聞かれました。
さらに状況を聞かれたので、
「送金しようとしたら、本人確認ができませんでしたと言われて、できません」
と説明。
するとしばらく調べていましたが、
「あなたのアカウントの担当部署は今日終業したので、翌日電話をします。都合のいい時間をお知らせください」
私のアカウントは遥か昔、ペイパルが日本語対応をはじめる前に作ったアカウントなので、特別扱いされるのも、さもありなん。
というわけで、「8時から16時」と答えました。
5.カスタマーセンターから電話
翌朝11時、別の若い華人女性から日本語の電話が来ました。私のアカウントの担当者です。
彼女も名前を言いましたが、華人名なので聞き取れませんでした。(これもどうでもいいけど)
まず送金先のメアドを聞いて、しばらく調べた結果、
「セキュリティ上のチェックに引っかかった可能性があります」
さらに品物の内容と、以前も取引があったかどうかを聞かれました。
以前も取引があったと答えたら、
「10分後にすべてのチェックを外します。もしできなかったら、こちらから電話します」
6.再試行
10分後にやってみたら、また電話確認を要求され、
「本人確認できました」
だが送金されていません。早すぎたか?
15分後にやってみたら、今度は電話確認は出ないで、送金完了の表示が出ました。
送金履歴を見たら、ちゃんと送金されていました。
その後フォローの電話があったので、「できました」と伝えて、一件落着。
しかし疲れた!
■あとがき
なぜ「セキュリティ上のチェック」に引っかかったのか。
送金額は約8万円。
送金先は東南アジア某国の会社。
このどちらかあるいは両方に問題があったのか、それは謎です。
それはともかく、今回は日本語対応オペレーターのおねえさん達が親切に対応してくれて、解決したので、良しとします。