何年か前に、日本製のコレクター品をヤフオクで仕入れて、ebayで売っていたことがあります。
アメリカでよく売れて、1個1000〜2000円くらいの儲けが出ました。しばらく売れ続けましたが、ヤフオクに出なくなったので、自然消滅しました。
よく売れていたある日のこと、質問の形でメールが来ました。内容は、
「君はこの品を安く売りすぎている。私も同じ品を売っているが、君のおかげで迷惑している。もっと高く売りたまえ」
英語は日本人の英語ではなかったので、どうやら外国人の商売敵のようでした。
もっと高く売れば、お互いに儲かるからという、談合というかカルテルの提案です。
私はこの提案に乗ったでしょうか。
答は、無視です。
その理由:
1.値上げして、売れる保証はどこにもない。
2.商売敵の言いなりになる商売人はいない。
3.私が値上げしたら、この人はそれよりも少し安くして売るつもりかもしれない。
私は無視しましたが、レア物はこうやってセラー同士で結託して、値段を吊り上げることも可能は可能だとわかりました。
でも商売というものは競争して値段を下げ合うのが基本なのだから、これは邪道です。
この先生にはebayDQN認定をしてあげました。
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